商品情報 サイズ 高さ/32.4cm 幅/41.5cm材質 磁器(白磁) 総手描き 染付鍋島焼 鷹松文図陶板 相良岳山 鍋島焼の伝統工芸士「相良岳山」による、総手描きの陶板です。
作家活動を引退したため、現存する唯一無二の作品です。
高さ32.4センチ 幅41.5センチ 鍋島焼は17世紀から19世紀にかけて、佐賀藩(鍋島藩)において藩直営の窯で製造された高級磁器です。
有田・伊万里は日本における磁器の代表的な産地として知られていますが、その中で大川内山(おおかわちやま)にあった藩直営の窯では藩主の所用品や将軍家・諸大名への贈答品などの高級品をもっぱら焼造していました。
技術の漏洩を防ぐため、藩内の他窯の職人といえどもみだりに藩窯に出入りすることを禁じていたり、身分が保証される代わりに、製品の質の確保や技術漏洩防止のため、藩からの厳しい統制下に置かれていました。
藩窯が有田や伊万里の中心部から遠く離れた山間の大川内に置かれたのも、情報漏洩を防ぐためであったと言われています。
鍋島焼の伝統は1871年(明治4年)の廃藩置県でいったん途絶えましたが、将軍・大名への贈答用高級品として作られ、一般に出回っていなかった鍋島焼の技法は近代工芸として復興され、現在に至っています。
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